夢詩 61~65

61.日記から (2007.6.14)

一体誰が流した涙だろう
一粒一粒重みがあって
服に滲んで広がってく
あぁ なんて雨のような
でも僕は知っている
雨はいつか止むってコト

 

62.日記から (2007.6.15)

未来は山ほどある
一番必要なのは
ソレに踏み込む為の
君の足

 

63.日記から (2007.6.17)

最後は全て自分次第
笑うも泣くも悔やむのも
いくら今が辛くとも
最後は全て自分次第
他人に耳を傾けても
どうするかは自分次第
最後は全て自分次第
変わりたくても自分次第

 

64.無題 (2008.1.4)

夕焼けの

帰る居場所に

足跡は無く

ただ駆け探す

小さな自分

 

65.雪姿 (2008.1.4)

寒さに震え

六花に抱かれ

埋もれる世界

指先冷たく

新たな足跡

弔いの列

千切れ繋がり

 

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