5(2006.11.1)
なぜこんなに苦しいの?
いつもいつも思ってた
理由が無い不安が
波のように押し上げる
そこで見つけたんだ
悲しい哀しいStory
ほら 涙を拭うから
そっと笑って……?
嫌われそうな愛しさ
なかなか言えなくて
いつか死んでしまうその前に
あなたに伝えたい
あなたと少しケンカして
枕を濡らす今夜
お願い もう一度振り向いて
仲直りをしましょう?
縁が切れるぐらいなら
私 自ら Suicide
ほら 繋いだその目の向こう
とても傷ついて
さぁ 一億人のみんなで
鬼ごっこをしましょう
愛する人の元へ走って
そおっとキスを送るの
嫌われそうな愛しさ
なかなか言えなくて
いつか死んでしまうその前に
あなたに伝えたい
6(2006.11.1)
月が昇り 舟漕ぎ出して
波間に映る 心の雫
掻き消してゆく 慰めようと
そっと触れた冷たいその頬を
何事にも ラインがある
もうここには 居場所が無い
どこに行こう 連れて行こう
振り返らず「さよなら」口ずさむ
獣のように悲しみが牙をふるい
細い首筋に 映えるキズアト
弱々しく 傾がられてた
君のなびく髪は空に消える
何もかもが 初めての街
人の気持ちさえ分からない
すがる子供が 紡ぎあう
純粋な心は罪知らず
消えないキズアトは 優しさに舐められ
癒される 安らかに眠りにつきたい
いつものように 迎えてくれる
笑顔のキミに会えたなら
紛れる華の香り 遠い街からきっと
可憐な踊り子 全てを背負ってしまえば
皆が楽になると信じてきた
獣のように悲しみが牙をふるい
細い首筋に映えるキズアト
止めてみる 支えてみる全てが掻き消されるその前に
一人では花は開かない